入所までの流れ
当施設は、長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者を対象とし、「日常的な医学管理」や「人生の最終段階での尊厳をもったケア」等の医療機能と、「生活施設」としての機能とを兼ね備えた施設です。
要介護認定(要介護1~5)を受けていることが入所の要件になります。
- ①申し込み・受付・入所説明
- 施設に直接、来ていただいての相談や、電話での相談を担当の支援相談員がお受けして、入所の申し込み(入所申込み書記入)、受付となります。このとき、介護保険要介護度の確認をさせていただきますので、介護保険証等をお持ち下さい。
- ②入所前面談(必要に応じて)
- ご本人とご家族(入所中の方は病院の職員など)を交えて、今の生活状況や病気の状態等をお伺いさせていただきます。
- ③診療情報提供書等の作成依頼
- かかりつけの医師や病院の主治医に診療情報提供書の作成を依頼していただきます。
- 在宅の場合ケアマネージャーから、入所中の場合ソーシャルワーカーから意見書の作成を依頼していただきます。
- ④入所判定会議
- ②の情報と③の書類を基に、施設内で入所の適否を判定します。
- ⑤入所
- ご家族や医療機関などと調整し入所の日程などを調整いたします。ベッドの空きなどの関係上、入所待機という形でお待ちいただく場合があります。
- ④入所判定会議で入所不適当と判断した際は、ご本人に合った施設等をご提案させていただく場合もございます。
入所時の手続きで必要なもの
次の証書等を事務に提出して下さい。
- 後期高齢者医療被保険者証、もしくは、健康保険証・老人医療受給者証
- 介護保険証
- 介護保険負担割合証
- 介護保険負担限度額認定証
- 健康手帳
- 特定疾患
- 重度心身障害者医療受給者証
- 身体障害者手帳(該当の方)
証書等に変更があった時には、早急に事務に提出して下さい。確認ができない場合、自費請求をすることがありますのでご注意下さい。
ご用意していただく物
- 衣類
- 日常着、寝巻、下着、靴下、上靴
- 寝具
- 寝具一式は、当施設でもご用意いたします。必要に応じて、タオルケット、毛布等をご用意いただいてもかまいません。
- 日用品
- 洗面道具(歯ブラシ、歯磨き粉、歯磨き用プラスチック製のコップ)、くし、電気カミソリ(男性)、ティシュペーパー(義歯の方は洗浄ケース・洗浄剤)、フェイスタオル(10~15枚)、バスタオル(5~6枚)、ボディーソープ、シャンプー、蓋付バケツ
- 日常着は2組程度、寝巻・下着は5組程度ご用意下さい。お手数をお掛けしますが、季節ごとに衣類の入れ替えをお願いいたします。また、物が多いときには、引き上げをお願いすることもあります。居室の物入れに収まる程度の物をご準備下さい。
- 持ち物すべてにお名前(フルネーム)のご記入をお願いいたします。
- 現在処方されているお薬
※入所の際に必要となる衣類・タオル類・日用品などをご用意できない場合、日額定額制のレンタルでご利用いただけるサービス『CSセット(ケア・サポートセット)®』を導入していますので、ご相談下さい。
生活の様子
- 療養室
- 個室~4人部屋となっております。
- 食事
- 食堂で皆様と一緒にお食事をしていただきます。(可能な方)
- ・朝食 7:30~
・昼食 12:00~
・夕食 18:00~ - 入浴
- 介助を必要とする方は看護師、介護職員が入浴のお世話をします。
- リハビリテーション
- 施設内において、常勤の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がその方の状態に応じたリハビリテーションの計画を立てた上で実施します。
- 治療
- 医師、看護師が常勤しており、その方の状態に合わせて適切な医療・看護を行っております。また、緊急治療を必要とする時は、速やかに協力医療機関等に治療をお願いする場合もあります。
- 趣味活動・行事
- 季節ごとの各行事やいろいろな趣味活動を計画しておりますので、ご家族の皆様も是非ご参加下さい。
- 喫煙・飲酒
- 敷地内は、禁酒、禁煙です。
- 外出・外泊
- 事前にサービスステーションにお申し出下さい。
- 理容室
- 施設内にて利用することができます。(実費がかかります。)
- 洗濯
- 洗濯は、本人またはご家族にお願いいたします。また、特別な事情があって洗濯ができない方はご相談下さい。
- 郵便
- 郵便物は、事務室窓口で取り扱っております。
利用料のお支払い方法
- ご利用請求書は、毎月末締め翌月7~10日頃発行されます。
- 支払いの方法は、「金融機関の口座から引き落とし」・「銀行振り込み」・「施設窓口への持参」の3種類から選択して下さい。口座引き落としに関しては、毎月15日に手続きさせていただきますので前日までの入金をお願いいたします。
お願い
- 面会
- 午前8時から午後9時までとなっております。
- 貴重品
- 療養室及び当施設内への、貴金属、貴重品等の持ち込みは必要最低限の範囲でお願いいたします。万が一の紛失や破損に対しての責任は負いかねる事もあります。入所後に追加で時計などの物品や、現金(お見舞金)等をお持ちになられた際は職員に必ず一声お掛け下さい。
なお、声をお掛けいただけずにその物が紛失・破損してしまった場合、施設側としても責任を負うことが出来ませんので、その点は予めご了承下さい。 - ラジオ・テレビ
- ラジオの持ち込みは可能です。テレビの持ち込みについては、事前に職員までご相談下さい。
- 外泊について
- 随時対応しておりますので、職員へいつでもお申し付け下さい。ただし、外泊については施設側の準備もありますので、2~3日前には連絡下さいますようお願いします。
- ご意見箱
- ご意見、ご要望、お気づきになったこと等ございましたら、備え付けの用紙にご記入し、ご意見箱に投函して下さい。
ご家族の皆様へ
- 可能な範囲で面会や外泊等をされますようにお願いいたします。(その際の送迎は、行っておりません。)
- 当施設では、季節ごとに様々な行事を計画しております。ご家族の皆様も、是非ご参加下さいますようお願いいたします。
- 食中毒防止の為、面会時などの食品の持ち込みを制限させていただいております。詳細は施設内に掲示してありますので、ご覧下さい。
- 入所後の介護保険の更新などの手続きについては、介護支援専門員が代行して行います。その他、手続き関係でご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。
- お部屋について、変更になる事がございますが、予めご了承下さい。
※これらについてのご理解とご協力をお願いいたします。
入所中の医療機関への受診について
- 入所中は、皆様の健康保険が、医療機関を受診しても通常のように適用されないので、ご注意下さい。
- 医療機関への受診について、当施設の医師の判断(紹介状)が必須となります。受診が必要となった時には、基本的にご家族の皆様で病院までの送迎・診察等に付き添っていただく形となります。
- 入所中のお薬は、当施設の医師の指示のもと処方されますので、ご家族の皆様が用意する必要はございません。受診をした時も基本的にはお薬をもらってくる必要はありません。
判らない事があった時には
お困りの事や判らない事がございましたら、支援相談員までお気軽にご相談下さい。
連絡先・お問い合わせ先
介護医療院 加賀温泉ケアセンター
電話番号:0761-73-3315(代)
〒922-0825
石川県加賀市直下町ヲ91
支援相談員 山下満明
※施設見学も随時行っております。事前に支援相談員にご連絡下さい。
お気軽にお問い合わせください。0761-73-3315受付時間/08:30~17:15(月~金)、08:30~12:30(土)
[ 日曜日・祝日、第2・第4土曜日除く ]